Museの裏話
[769] x指定がフィンガー単位のわけ 投稿者:開発者 投稿日:2001/02/02(Fri) 11:10 [返信]
x指定に関する話題が続いたので、
開発時にx指定をフィンガー属性とした理由(というよりも私の思考過程)
を語っておいた方がよいと思い記帳いたします。
初版Museを開発した当時、私には1つのイメージがありました。
それは今も続いています。
「Museのユーザが増えて、いつの日か共演データが出来るほどになると良いなぁ〜」
というものです。
共演者が、それぞれx0系だったり、x2系だったりする可能性があるので、
全体属性にすることは止めました。今の状態で考えると、メンバー属性程度
にしておくべきだったかもしれませんが、もし上記の“共演の夢”が実現する
とすれば、データを合体する作業の折、やはりフィンガー属性の方が便利です。
クラリネットの1stと2ndで、別の人が入れるかもしれませんから...。
考えすぎかもしれないし、そんな日が来ることはないかもしれないけれど、
そういった思考過程の末に、フィンガー属性にしました。
実名をあげてしまう失礼をお許し頂きたいのですが、
名越さんのバイオリンと、sheenaさんのピアノの共演が実現したら
嬉しいなぁ〜、なんて考えています。
きっと素晴らしい演奏だろうなぁ〜。
(追記)
ちなみに、現在のMuseには*FINGコマンドがありますので、まず全体的にそれで
デフォルトの音名系列を指定し、その後部分的に、個々のフィンガーで系列を
変えることもできますから、それ程の不便もないと考えています。