MuserとMusistの使い分け問題     

Muse事典/Museおもしろ情報 / Muser

Simple Questions of Languages(ことばの素朴な疑問) によると、

"-er"が付く場合は、動詞が基本になっている語の場合です。例えば、
"teach-er", "walk-er", "paint-er", "speak-er"といったものがそれに当たります。

一方、"-ist"が付く場合は、名詞が基本となり、大きく分けると以下の３つがあります。
(1)信念・主義 　communist, feminist, pessimist, optimist等
(2)職業・立場 　artist, novelist, scientist, tourist等
(3)楽器奏者　　 violinist, saxophonist, pianist, clarinettist等

ということであるらしい。

これにより、以下の推論が成り立つ。

Museという単語を「Museをつかって演奏をする」という意味だと考えている人は、Muser
「音楽を作るソフトにはMuseを使いたいと日ごろ思っている」人はMusist
「Museを使って、Museのための音楽を作っている」人もMusist
「Museを楽器の一種と考えている」人もMusist

ただし、Muserという単語は

Muse＋User＝Muser

という造語でもあるため、Museを使う人であれば上記にかかわらずMuserであることは間違いない。

【素朴な疑問】 トランペット奏者が「トランペッター」とはこれいかに？

【答えの一つ】 trumpetには「ラッパを吹く」という動詞の意味もあるからだと考えます。2006/06/20 by BnKayak?

Musistは、Muserに完全に包含されるというという解釈†

Muserとは、

(1)Museを使って楽曲データを作成する行為をする
(2)Museデータの鑑賞をこよなく愛し頻繁に行う
(3)Muse関係の支援ソフトを開発する
(4)Museのイベントを開催し活動を盛り上げる
(5)関連サイトを立ち上げて普及展開を図る

などの活動のすべてあるいは、一部を行う人を指す。

その内、(1)と(2)を中心に実施している人を、 特にMusistと表現するという解釈が可能である。

音楽ジャンルによる使い分け†

ポップス系をmuser
クラシック系をmusist
とする見解もある。

補足†

muserという英単語は実際に存在し、それは以下の意を成す。
「冷静に熟考することで特徴付けられる思慮深い思想家」