Museテクニック

概要

XG音源では標準ではディレイを装備していません。
しかしながら、バリエーションエフェクトの一つにディレイを備えています。
ここでは、バリエーションエフェクトのディレイをTG-300Bモードで簡単に使用する方法を解説します。
なお、MU100など一部のXG音源では、TG300Bモード時にLRディレイが働くようになっているものもあります。

方法

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@X94=127

XG音源はTG-300Bモード(GS互換モード)のときバリエーションエフェクトとしてDELAY L.C.Rが自動的に設定されます。そこで、バリエーションエフェクトをシステムエフェクトとして使用するエクスクルーシブメッセージを送信することで、この、ディレイエフェクトが使用可能になります。
ディレイへのセンドレベルはX94で指定可能です。これは、GS音源におけるディレイと同様のコントロール・ナンバーです。

GS音源との互換上の注意

GS音源においてはディレイパラメータは「ディレイの効果の内容を変えてみる」に記述してある方法でコントロールできます。

しかし、XG音源についてはこの方法は使えず、あくまでバリエーションエフェクトの一つという扱いなので「DELAY L.C.R」に記述されている方法で記述する必要があります。

このため、GS,XG音源で共通にしたい場合は2通りの記述が必要になります。


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Last-modified: 2009-07-18 (土) 11:54:07