ここでは、音符の入力の仕方をレクチャーします。
これさえおさえておけば、とりあえず単音ですがパソコンでメロディーを演奏できます。
[作業1]Museデータを入力するために、メモ帳という編集ソフトを立ち上げます。
Windows画面左下にある「スタート」ボタンをクリックし、立ち上がったメニューから「プログラム」→「アクセサリ」→「メモ帳」の順にクリックします。
開いたら、メモ帳のウィンドウの左上にある「ファイル」というボタンをクリックし、出てきたメニューから「名前を付けて保存」をクリックします。
メニューから適当な場所(よくわからない人は左側の「マイドキュメント」のボタンを押してください。「マイドキュメント」というファイルを保存する場所が選択されます)を選択し、下の「ファイル名」の空白の部分(はじめは「.txt」と入力されている場合があります)に「dovo.mus」と半角英数で入力してください。*1
[スタディ1]音の高さと長さ
ここを読んでいるみなさんは、おそらく小学生時代(読んでる人で5歳未満の人を除く)に義務教育としてリコーダーや鍵盤ハーモニカなどで曲を演奏したことがあると思います。そのときの気持ちに立ち返ってください。楽器の弾き方はマスターしているとして、新しい曲を弾こうとしたときに、どんな情報が必要だったでしょうか?それは、「音の高さ」と「音の長さ」だったと思います。つまり、たとえばチャルメラのテーマを引きたいと思った人は、「ドレミーレド ドレミレドレ〜」と教わったはずです。
「音の高さ」というのは「ドレミ」に直結します。これはもう経験的にご存知の方のほうが多いと思います。ところが、「音の長さ」というのは意識しなかった人って結構多いのではないでしょうか?実際、楽譜に演奏の補助として「ドレミ」を書いた人は大勢いると思います。でも、音の長さを楽譜に書いた人はほとんどいないんじゃないでしょうか?なぜなら、音の高さは補助がないとできない人でも、音の長さは曲を知っていればなんとかなったからです(もちろん、きちんと演奏するためには、本当は音の長さやリズムについて知っておく必要があるのですが…)。
このように、小さいころに音の長さを意識した人は少ないと思います。しかし、それは意識していないだけでして、音の長さは大変重要なファクターです。さきのチャルメラのテーマも、「ドレミレドドレミレドレ」と書いてあると音楽に詳しい人でも何の曲か当てるのは難しくなります(ひょっとしたら、音楽に大変詳しい人の中にはわかる人もいるかもしれませんが)。
長くなりましたが、ここで言いたいのは「演奏は、とりあえず音の高さ(音階)と音の長さ(音長)を知ればなんとかなる」ということです。そして、Museに曲を演奏させるには、Museに音階と音長を教えてあげればいいわけです。
[スタディ2]音の長さの表現方法
それでは、音の長さは楽譜ではどのように表現されているのでしょうか?それは、音符の種類によって表現されているのです。これで、なぜ音符がたくさんあるのかお分かりになったと思います。
ところで、これを聞いた人のうち、大勢の人が「では、どの音符が何秒分の長さに対応しているのか」を知りたいと思ったことだと思います。
しかし、音符には「何秒分の長さ」とは書いていないのです。そのかわり、「どれくらいのリズムの長さか」ということが書いてあります。
またしても小学生のときに戻りますが、みなさんは授業のときに、音符をみて手を叩く」ということをしませんでしたか?音符をみて、「たーあーあーあー」と言ってみたことはありませんか?実はそれが長さなのです。
- 第7小節は付点2分音符+4分休符ではないのでしょうか? -- BnKayak?
- ですね。直すのがたいへんなので、いつになるかわかりませんが、直しておきます。 -- さとし
- 保存時に「ファイルの種類」のところを「全てのファイル」にしないと.musでもtxtファイルになりますよ(XPでは) -- トッチー
- 直してみました。今は私のファイル置き場からのリンクになっています。 -- Pascal