MuseLoid/MuseLoidの歌手を自作する
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MuseLoid /MuseLoidの歌手を自作する ---- ここのページにあるやり方は、用意するもの含めて一例です。~ 手順は他にもいろいろとありますが、ご参考までに。 #contents *用意するもの [#x9830fcd] - マイク(固定できるスタンドがあるのが望ましいです)~ おすすめは''ヘッドセット''(マイクつきヘッドフォン)。伴奏を聴きながら声だけを録音できます。口とマイクとの距離も一定です。 - 録音用ソフト -- OREMO(フリーソフト)[[OREMO 公式ページ:http://nwp8861.web.fc2.com/soft/oremo/]] - サウンド編集ソフト -- Wavosaur(フリーソフト)[[Wavosaur 公式ページ:https://www.wavosaur.com/]] - その他 -- 喉を潤す飲み物(炭酸はオススメしません……) -- リップクリーム(唇が乾いていると「ぱかっ」( ' ◇ ' )と口を開ける音が混じってしまうので、あると良いです) -- 喉風邪をひいてない体 -- 根性 *声を録音する作業 [#v8b38989] **OREMO [#e62a14e0] MuseLoidの歌手に歌わせるための声を録音します。~ 声音源を録音する定番ソフト『OREMO』を使用します。~ 「名前をつけて保存」の必要なく、「あ.wav」「い.wav」……のファイルが勝手に出来上がっていくので便利です。~ #ref(MuseLoidの歌手を自作する(図解)/00oremo.png,,30%); ***声を録音する [#kb690758] - OREMOを起動します。waveファイルを保存するフォルダを指定しておきます。 - 「R」キーを押してる間だけ録音されます。スペースキーで再生します。どんどん録音していきましょう。~ 録音した音はスペースキーで再生して確認できます。~ 録音が気に入らなければ何度でもやり直しが効きます。 - 「あ」〜「ん」まで、五十音すべて録音します。 ***録音の注意点 [#fc0a941e] - ここで一気に全部の声を録っちゃったほうがいいです。~ 途中までやってあとは明日と考えてると、翌日風邪をひいて声が出なくなっている可能性もあります。 - 「は行」「ぱ行」は、マイクへの息の吹きかけがノイズになりやすいです。息(鼻息含む)からマイクをガードする対策はしておきましょう。 ***ループの必要が無ければ完成 [#u98304c2] 録音した声をループ音源にする必要が無い方はここで終了です。~ あとは、MuseLoid導入手順に従って設定を行なってください。 *音源をループさせたい場合の作業 [#lb914a08] ここでは、音色をループ音(キーを押してる間、音を持続)にしたい場合の元になる波形にするための編集をします。 ***キーを押してるあいだ鳴り続ける音源を作る [#x3de9b41] 説明おおざっぱですが、ひとつの波形をこんな感じに分けると思ってください。 #ref(MuseLoidの歌手を自作する(図解)/10だんご.png) - ピンクだんご……音の始まり。「子音」の部分。 - 白だんご……ループさせる「母音」の部分。 - 緑だんご……音の終わり。 今回の説明では、ピンクだんごと白だんご部分だけを作ります。~ **Wavosaur [#r687bb33] ここでは、wave音源にループ区間を「書き込む」作業になります。~ 『Wavosaur』を使用します。 ***下準備 [#w0277cb3] - うっかり失敗した時のために、wave音源はバックアップをとっておいてください。 - 波形の「前」に無音があったらなるべく先に取り除いておいてください。~ 波形の「後ろ」の無音はあとで捨てちゃう部分なので無視していいです。 - 録音した声の音量が足りない時は、ノーマライズなどで音量を上げておいてください。~ 「処理」→「正規化」→「0dB」~ #ref(MuseLoid/MuseLoidの歌手を自作する/122600.png,,30%); ***ループ位置を作成する [#md62800f] - Wavosaurを起動し、さきほど録音した waveファイルを開きます。 - 適当に範囲を選んで、赤い L字アイコンのボタンを押してループ位置作成を始めます。~ #ref(MuseLoid/MuseLoidの歌手を自作する/122601.png,,30%); - 波形画面に「LoopStart」「LoopEnd」の黄色い背景文字が出現したら、ドットが見えるくらいまで画面を拡大します。~ - 選択範囲スタート位置を、ドットがゼロクロス(真ん中の太めの線)にかかっているところに合わせます。~ 位置が決まったら L字ボタンを押します(確定する)~ #ref(MuseLoid/MuseLoidの歌手を自作する/122602.png,,30%); - 同じように、選択範囲エンドをゼロクロスにかかったドットへ合わせて Lボタンを押し、ループ範囲を確定します。~ #ref(MuseLoid/MuseLoidの歌手を自作する/122603.png,,30%); - 「クロスフェードボタン」を押します。~ ループ範囲の波形が変わります #ref(MuseLoid/MuseLoidの歌手を自作する/122604.png,,30%); - ループエンドより「後ろ」をダブルクリックですべて選択します。~ #ref(MuseLoid/MuseLoidの歌手を自作する/122605.png,,30%); - 拡大して、選択範囲をドット1〜2コぶんほどちょっと右へ動かします。~ #ref(MuseLoid/MuseLoidの歌手を自作する/122606.png,,30%); - Deleteキーで、後ろの波形をばっさり切り落とします。~ #ref(MuseLoid/MuseLoidの歌手を自作する/122607.png,,30%); - 上書き保存をして、ループ音源の完成です!~ #ref(MuseLoid/MuseLoidの歌手を自作する/122608.png,,30%); ---- Wavosaur の作業を、''最低68回''繰り返します。~ 頑張りましょう! #ref(MuseLoidの歌手を自作する(図解)/99繰り返し68.png);
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MuseLoid /MuseLoidの歌手を自作する ---- ここのページにあるやり方は、用意するもの含めて一例です。~ 手順は他にもいろいろとありますが、ご参考までに。 #contents *用意するもの [#x9830fcd] - マイク(固定できるスタンドがあるのが望ましいです)~ おすすめは''ヘッドセット''(マイクつきヘッドフォン)。伴奏を聴きながら声だけを録音できます。口とマイクとの距離も一定です。 - 録音用ソフト -- OREMO(フリーソフト)[[OREMO 公式ページ:http://nwp8861.web.fc2.com/soft/oremo/]] - サウンド編集ソフト -- Wavosaur(フリーソフト)[[Wavosaur 公式ページ:https://www.wavosaur.com/]] - その他 -- 喉を潤す飲み物(炭酸はオススメしません……) -- リップクリーム(唇が乾いていると「ぱかっ」( ' ◇ ' )と口を開ける音が混じってしまうので、あると良いです) -- 喉風邪をひいてない体 -- 根性 *声を録音する作業 [#v8b38989] **OREMO [#e62a14e0] MuseLoidの歌手に歌わせるための声を録音します。~ 声音源を録音する定番ソフト『OREMO』を使用します。~ 「名前をつけて保存」の必要なく、「あ.wav」「い.wav」……のファイルが勝手に出来上がっていくので便利です。~ #ref(MuseLoidの歌手を自作する(図解)/00oremo.png,,30%); ***声を録音する [#kb690758] - OREMOを起動します。waveファイルを保存するフォルダを指定しておきます。 - 「R」キーを押してる間だけ録音されます。スペースキーで再生します。どんどん録音していきましょう。~ 録音した音はスペースキーで再生して確認できます。~ 録音が気に入らなければ何度でもやり直しが効きます。 - 「あ」〜「ん」まで、五十音すべて録音します。 ***録音の注意点 [#fc0a941e] - ここで一気に全部の声を録っちゃったほうがいいです。~ 途中までやってあとは明日と考えてると、翌日風邪をひいて声が出なくなっている可能性もあります。 - 「は行」「ぱ行」は、マイクへの息の吹きかけがノイズになりやすいです。息(鼻息含む)からマイクをガードする対策はしておきましょう。 ***ループの必要が無ければ完成 [#u98304c2] 録音した声をループ音源にする必要が無い方はここで終了です。~ あとは、MuseLoid導入手順に従って設定を行なってください。 *音源をループさせたい場合の作業 [#lb914a08] ここでは、音色をループ音(キーを押してる間、音を持続)にしたい場合の元になる波形にするための編集をします。 ***キーを押してるあいだ鳴り続ける音源を作る [#x3de9b41] 説明おおざっぱですが、ひとつの波形をこんな感じに分けると思ってください。 #ref(MuseLoidの歌手を自作する(図解)/10だんご.png) - ピンクだんご……音の始まり。「子音」の部分。 - 白だんご……ループさせる「母音」の部分。 - 緑だんご……音の終わり。 今回の説明では、ピンクだんごと白だんご部分だけを作ります。~ **Wavosaur [#r687bb33] ここでは、wave音源にループ区間を「書き込む」作業になります。~ 『Wavosaur』を使用します。 ***下準備 [#w0277cb3] - うっかり失敗した時のために、wave音源はバックアップをとっておいてください。 - 波形の「前」に無音があったらなるべく先に取り除いておいてください。~ 波形の「後ろ」の無音はあとで捨てちゃう部分なので無視していいです。 - 録音した声の音量が足りない時は、ノーマライズなどで音量を上げておいてください。~ 「処理」→「正規化」→「0dB」~ #ref(MuseLoid/MuseLoidの歌手を自作する/122600.png,,30%); ***ループ位置を作成する [#md62800f] - Wavosaurを起動し、さきほど録音した waveファイルを開きます。 - 適当に範囲を選んで、赤い L字アイコンのボタンを押してループ位置作成を始めます。~ #ref(MuseLoid/MuseLoidの歌手を自作する/122601.png,,30%); - 波形画面に「LoopStart」「LoopEnd」の黄色い背景文字が出現したら、ドットが見えるくらいまで画面を拡大します。~ - 選択範囲スタート位置を、ドットがゼロクロス(真ん中の太めの線)にかかっているところに合わせます。~ 位置が決まったら L字ボタンを押します(確定する)~ #ref(MuseLoid/MuseLoidの歌手を自作する/122602.png,,30%); - 同じように、選択範囲エンドをゼロクロスにかかったドットへ合わせて Lボタンを押し、ループ範囲を確定します。~ #ref(MuseLoid/MuseLoidの歌手を自作する/122603.png,,30%); - 「クロスフェードボタン」を押します。~ ループ範囲の波形が変わります #ref(MuseLoid/MuseLoidの歌手を自作する/122604.png,,30%); - ループエンドより「後ろ」をダブルクリックですべて選択します。~ #ref(MuseLoid/MuseLoidの歌手を自作する/122605.png,,30%); - 拡大して、選択範囲をドット1〜2コぶんほどちょっと右へ動かします。~ #ref(MuseLoid/MuseLoidの歌手を自作する/122606.png,,30%); - Deleteキーで、後ろの波形をばっさり切り落とします。~ #ref(MuseLoid/MuseLoidの歌手を自作する/122607.png,,30%); - 上書き保存をして、ループ音源の完成です!~ #ref(MuseLoid/MuseLoidの歌手を自作する/122608.png,,30%); ---- Wavosaur の作業を、''最低68回''繰り返します。~ 頑張りましょう! #ref(MuseLoidの歌手を自作する(図解)/99繰り返し68.png);
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添付ファイル:
122608.png
1540件
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122607.png
1567件
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詳細
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122606.png
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1460件
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詳細
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1604件
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詳細
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1657件
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1537件
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詳細
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1560件
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詳細
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122600.png
1595件
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