Bug #69
(V6.30)リロードを繰り返すとMuseが落ちる場合がある
ステータス: | 終了 | 開始日: | 2013/01/25 | |
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優先度: | 通常 | 期日: | 2013/01/27 | |
担当者: | - | 進捗 %: | 100% | |
カテゴリ: | - | 作業時間の記録: | - | |
対象バージョン: | - |
説明
状況(2013.01.27)¶
V6.31にて対応済み。
(原因)
メモリ解放実施済みの文字列アドレスへの参照を行っていた。
具体的には、フォント名の文字列を指し示すアドレス変数の処理部分。
以下の2点において、上記の症状に陥っていた。
<その1>
Museデータロード時、同時刻に存在する同名のフォント指定(*FONT)をカットするデータコンパクト化の後処理を行っているが、
そのカットするフォントがヘッダー(*HEAD)に反映させるフォントの場合、ヘッダー文字列描画で不定参照となった。
<その2>
フォントファイルのロード負荷を低減するため、テキストエリアに一旦セットしたフォント名を記憶しておき、
続けて同一フォント名のセットが必要になった際にそれを実施しない処理を施しているが、
データをロードし直した際に一旦セットしたフォント名実体の記憶アドレスが変更されるため、
その後のシーク処理やテキスト表示における同一フォント名の比較処理の際に、不定参照となった。
(対処)
<その1>に関しては、残存させる側の同一フォントのアドレスに挿げ替える処理を追加した。
<その2>に関しては、データロードの際にセット済みアドレス記憶をNULL化し、NULLの場合は比較処理を行わない処理を追加した。
概要(2013.01.25)¶
以下の操作を繰り返すと、高頻度でMuseが落ちる。
「文法エラーの起こるデータをロードし、その文法エラーを訂正して再度ロードを行い、直ぐにシークを実施する。」
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