Release #181

Muse V6.60

Redmine Adminほぼ11年前に追加. ほぼ11年前に更新.

ステータス:終了開始日:2013/11/12
優先度:通常作業時間の記録:-
担当者:-
カテゴリ:-
対象バージョン:-

説明

ユニコードへの対応。ハーフペダル記述のサポート。


関連するチケット

関連している Bug #86: (V6.60)繰返し演奏にてシークバーが先頭に戻った時点でクリックするとエラーになる 終了 2013/11/13 2013/11/13
関連している Bug #87: (V6.60)文法エラーのダイアログを閉じた瞬間にリロードをすると落ちることがある 終了 2013/11/16 2013/11/19
関連している Bug #1: (V6.60)ROOMコマンドの内容が反映しない場合がある 終了 2013/11/19 2013/11/20

履歴

#1 Redmine Adminほぼ11年前に更新

;《Ver6.6 開発後記》2013.11.10
;
; ◆プログラム全域に渡る大改造課題がまだ残っていました。しかし今までの私には、
;  そのための技術力や知識そして経験が不足しており、実施できずにいたのです。
;  今般別のソフト強化にて技術研鑽の機会を得たので、早速Museにその経験を生か
;  すことにしました。それはユニコードへの対応です。今までのMuseはSHIFT-JIS
;  のファイルしか読めませんでしたが、本バージョンからUTF-8やUTF-16もロード
;  できます。ビッグエンディアンやサロゲートペアにも対応しました。これでテキ
;  ストエリアにアクセントやウムラウトなどの修飾文字も表示可能になりました。
; ◆このウムラウト表示に関しては、最近ではtakaさんにご要求を頂きましたが、実
;  はかなり以前より多くの方が希望されていました。2010年にはΑφροδιτη
;  さんに、2005年にはHATANAKAさんに。真理子さんには2009年と2011年に2度に渡
;  り依頼を受けています。そして岡林さんに至っては2001年に切望されている記録
;  があります。なんとまあ10年以上もお待たせしてしまいました。こんなに長く
;  待たせるソフトって一体・・・(苦笑)。タイムフリーソフトと呼んでください。
; ◆やるからには徹底的にやるのが好きなので内部構造はもとより、初期化ファイル
;  (muse.ini)や履歴ファイル(muse.log)もUTF-16になっています。SHIFT-JISのま
;  まではロードもセーブもしませんので、お手数ですがメモ帳などで変換を掛けて
;  おいて下さい。変換作業はバージョンアップ直後に1回だけ行なえば結構です。
; ◆内部処理はUTF-16、LilyPondはUTF-8、MIDIエクスポートはS-JIS、Museデータや
;  VirtualMIDISynthのコンフィグは何でもアリと、もうお祭り騒ぎとなりましたが、
;  心配していたほど実行モジュールも大きくならず、処理速度の低下も見られない、
;  と言うかもしかしたら速くなったかもしれません。何せWindows自体がUTF-16で
;  処理してますから。Museデータのファイル名にユニコードを使っても大丈夫です。
;  これでMuseも、やっとこさ21世紀のソフトに仲間入りできたかな(笑)。
; ◆もう一つ、文法の強化も行いました。ねこしんさんからご要望のあったハーフペ
;  ダルへの対応です。X指定を活用すれば今までも演奏できないことはなかったの
;  ですが、譜面モニタに属性表示が出ないのでMusingがしにくいのも事実でした。
;  文法は、ペダル遅延も含めてY指定を拡張しサポートすることにしました。従来
;  の0/1型ペダルの中間値ということで小数点表現とし、如何にもハーフペダル
;  っぽい仕上がりになった、と悦に入っています。127進法ですが(笑)
; ◆ねこしんさんは、前々回サポートした連符内連符をものの見事に使い込んで驚愕
;  のMuseデータを作成されました。要望された方がその機能を即座に活用して演奏
;  してくれると、楽器職人としてはモチベーションが上がりまくります。Museはフ
;  リーソフトですが、実はバーチャルな貨幣が存在していて、Museデータの投稿に
;  よって機能実現のチケット、あるいはポイントを取得できるといったところでし
;  ょうか。今後ともポイントゲットの程、よろしくお願いいたします。

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