Sound Checker MINI の目的および機能
Sound Checker MINI は、MIDI によるシーケンサーソフトへのハードウェア(シンセサイザー等)のサウンド切り替えを機器のインターフェイスにとらわれることなくスムーズに行う為に作られたソフトウェアです。
いとうさん
のご要望によりこのソフトは制作されました。
ハードウェアはメーカー、機種ごとにバンクの数やボタン / ダイヤルの有無によりサウンドバンク、プログラムナンバーの取り扱い及び切り替え方法が様々で、特にモジュールタイプのハードウェアはその操作性から面倒な手順を踏まえることも少なくありません。
操作しずらいサウンドバンク、プログラムナンバー切り替えの例など
バリューボタンが、+ / −しか無く(access Virusシリーズなど)、A バンク 0 番から 127 番に動かしたあと B バンクへ移動すると B バンク 127 番から減算していかなければならない。
ダイヤルは装備しているが 1 番から 128 番へ加算した後は 128 番から 127 番へと減算しなくてはならない。
ミックスダウンの段階で各ハードウェア瞬時に手元で切り替え、違うサウンドを試したい。
Matrix 12 及び Xpander などのテンキーによる数値入力でしかサウンドが変えられない機種は操作が面倒。
Sound Checker MINI はサウンドバンク、プログラムナンバーの取り扱いはロータリー形式ですので、わずらわしいボタン操作は必要ありません。
Sound Checker MINI の数値加算 / 減算の概念
加算 1 番 → 2 番 → 3 番・・・・・ 128 番 → 1 番 → 2 番
減算 128 番 → 127 番 → 126 番・・・・・ 1 番 → 128 番 → 127 番
Sound Checker MINI は片手で操作できます。
MIDI コンと呼ばれるコントローラーでもロータリーノブを搭載している物は少なく、サウンド切り替えを簡単に操作するインターフェィスとして Sound Checker MINI は開発されました。
その操作は極めて単純で、右手はシンセサイザーにてフレーズを奏でながら次々とサウンドを切り替えていくことを目的としていますので、キーボードの方向キー(↑↓←→)だけで簡単に操作できます。
また、[ 音源 ] を切り替えることにによって複数のハードウェアのサウンドバンク、プログラムナンバーを操作することが可能です。
Sound Checker MINI の使い方
↑解凍したソフトとバージョンが違う場合があります。
使い方は簡単です。ダウンロードして解凍した実行ファイル(SCMini.exe)をダブルクリックにて起動してください。
ソフトウェアの起動時にMIDI ポートは自動で取得済みです。
サウンドバンク、プログラムナンバーを操作したい MIDI ポートを選択してください。
MIDI チャンネルを使用するハードウェアと同じチャンネルにします。
キーボードの → ボタンがサウンドバンク No. + 1 、
← ボタンがサウンドバンク No. − 1、↑ ボタンがプログラム No. + 1 、
↓ ボタンがプログラム No. − 1です。
改版履歴
Ver.1.0 とりあえず完成。
ダウンロード
最新版のダウンロード