#author("2017-12-26T23:46:33+00:00","","")
#author("2018-01-07T22:25:52+00:00","","")
#topicpath


*MuseLoidの歌手を自作する [#ba875271]
ここのページにあるやり方は、用意するもの含めて一例です。~
手順は他にもいろいろとありますが、ご参考までに。

#contents


*用意するもの [#x9830fcd]
- マイク(固定できるスタンドがあるのが望ましいです)

- 録音用ソフト
-- OREMO(フリーソフト)[[OREMO 公式ページ:http://nwp8861.web.fc2.com/soft/oremo/]] 
- サウンド編集ソフト
-- Wavosaur(フリーソフト)[[Wavosaur 公式ページ:https://www.wavosaur.com/]]

- その他
-- 喉を潤す飲み物(炭酸はオススメしません……)
-- リップクリーム(唇が乾いていると「ぱかっ」( ' ◇ ' )と口を開ける音が混じってしまうので、あると良いです)
-- 喉風邪をひいてない体
-- 根性


*声を録音する作業 [#v8b38989]
**OREMO [#e62a14e0]
MuseLoidの歌手に歌わせるための声を録音します。~
声音源を録音する定番ソフト『OREMO』を使用します。~
「名前をつけて保存」の必要なく、「あ.wav」「い.wav」……のファイルが勝手に出来上がっていくので便利です。~
#ref(MuseLoidの歌手を自作する(図解)/00oremo.png,,30%);

***声を録音する [#kb690758]
- OREMOを起動します。waveファイルを保存するフォルダを指定しておきます。

- 「R」キーを押してる間だけ録音されます。スペースキーで再生します。どんどん録音していきましょう。~
録音した音はスペースキーで再生して確認できます。~
録音が気に入らなければ何度でもやり直しが効きます。

- 「あ」〜「ん」まで、五十音すべて録音します。

***録音の注意点 [#fc0a941e]
- ここで一気に全部の声を録っちゃったほうがいいです。~
途中までやってあとは明日と考えてると、翌日風邪をひいて声が出なくなっている可能性もあります。

- 「は行」「ぱ行」は、マイクへの息の吹きかけがノイズになりやすいです。息(鼻息含む)からマイクをガードする対策はしておきましょう。

***ループの必要が無ければ完成 [#u98304c2]
録音した声をループ音源にする必要が無い方はここで終了です。~
あとは、MuseLoid導入手順に従って設定を行なってください。


*音源をループさせたい場合の作業 [#lb914a08]
ここでは、音色をループ音(キーを押してる間、音を持続)にしたい場合の元になる波形にするための編集をします。

***キーを押してるあいだ鳴り続ける音源を作る [#x3de9b41]
説明おおざっぱですが、ひとつの波形をこんな感じに分けると思ってください。
#ref(MuseLoidの歌手を自作する(図解)/10だんご.png)
- ピンクだんご……音の始まり。「子音」の部分。
- 白だんご……ループさせる「母音」の部分。
- 緑だんご……音の終わり。

今回の説明では、ピンクだんごと白だんご部分だけを作ります。~

**Wavosaur [#r687bb33]
ここでは、wave音源にループ区間を「書き込む」作業になります。~
『Wavosaur』を使用します。

***下準備 [#w0277cb3]
- うっかり失敗した時のために、wave音源はバックアップをとっておいてください。

- 波形の「前」に無音があったらなるべく先に取り除いておいてください。~
波形の「後ろ」の無音はあとで捨てちゃう部分なので無視していいです。

- 録音した声の音量が足りない時は、ノーマライズなどで音量を上げておいてください。~
「処理」→「正規化」→「0dB」~
#ref(MuseLoid/MuseLoidの歌手を自作する/122600.png,,30%);

***ループ位置を作成する [#md62800f]
- Wavosaurを起動し、さきほど録音した waveファイルを開きます。

- 適当に範囲を選んで、赤い L字アイコンのボタンを押してループ位置作成を始めます。~
#ref(MuseLoid/MuseLoidの歌手を自作する/122601.png,,30%);

- 波形画面に「LoopStart」「LoopEnd」の黄色い背景文字が出現したら、ドットが見えるくらいまで画面を拡大します。~

- 選択範囲スタート位置を、ドットがゼロクロス(真ん中の太めの線)にかかっているところに合わせます。~
位置が決まったら L字ボタンを押します(確定する)~
#ref(MuseLoid/MuseLoidの歌手を自作する/122602.png,,30%);

- 同じように、選択範囲エンドをゼロクロスにかかったドットへ合わせて Lボタンを押し、ループ範囲を確定します。~
#ref(MuseLoid/MuseLoidの歌手を自作する/122603.png,,30%);

- 「クロスフェードボタン」を押します。~
ループ範囲の波形が変わります
#ref(MuseLoid/MuseLoidの歌手を自作する/122604.png,,30%);

- ループエンドより「後ろ」をダブルクリックですべて選択します。~
#ref(MuseLoid/MuseLoidの歌手を自作する/122605.png,,30%);

- 拡大して、選択範囲をドット1〜2コぶんほどちょっと右へ動かします。~
#ref(MuseLoid/MuseLoidの歌手を自作する/122606.png,,30%);

- Deleteキーで、後ろの波形をばっさり切り落とします。~
#ref(MuseLoid/MuseLoidの歌手を自作する/122607.png,,30%);

- 上書き保存をして、ループ音源の完成です!~
#ref(MuseLoid/MuseLoidの歌手を自作する/122608.png,,30%);

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Wavosaur の作業を、''最低68回''繰り返します。~
頑張りましょう!
#ref(MuseLoidの歌手を自作する(図解)/99繰り返し68.png);


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