[[Muse]] *概要 [#h30137e8] リバーブとコーラスの設定を変えられるウィンドウ。 [[R]]や[[Q]]はリバーブエフェクトやコーラスエフェクトを通った音と元の音の割合を設定するのに対し、演奏会場の設定ではその効果の内容を設定する。 Museデータ中に演奏会場の設定を書き込むには*[[ROOM]]コマンドを使用する。 *スクリーンショット [#e5e4c93c] http://tomokusaba.bne.jp/pho/WS000066.JPG #ref(WS000043.JPG) *設定の解説 [#s7aad34a] **残響設定 [#s5820d9d] ***Type [#d307f8bd] リバーブの種類を設定するパラメータ。 |リバーブの種類|説明|h |Room1|室内での残響を再現したリバーブ。切れのよい広がりのある残響が得られます。| |Room2|室内での残響を再現したリバーブ。切れのよい広がりのある残響が得られます。| |Room3|室内での残響を再現したリバーブ。切れのよい広がりのある残響が得られます。| |Hall1|ホールでの残響を再現したリバーブ。Roomより奥行き感のある響きが得られます。| |Hall2|ホールでの残響を再現したリバーブ。Roomより奥行き感のある響きが得られます。| |Plate|プレート・エコー(金属板の振動を利用したリバーブ)を再現しています。| |Delay|一般的なディレイです。山彦効果が得られます。| |Panning Delay|ディレイ音が左右に飛び交う特殊なディレイです。ステレオ接続時に効果的です。| ***LowPass [#d4b09926] リバーブへの入力する音にローパス・フィルターをかけて、高い周波数成分を減衰させます。値を大きくするほど高域成分が減衰されるのでリバーブ音に丸みが出ます。 ***Level [#wbcdca89] リバーブ音の大きさを設定します。値を大きくするほど、リバーブ音が大きくなります。この値を大きくするとリバーブ・センド・レベルが同じであってもリバーブの量を増やすことができます。 ***Time [#r9494e4d] 残響が続く時間を設定します。値を大きくするほど残響時間が長くなります。 ***Feedback [#s15637b7] Typeが6か7の時に使用できるパラメータです。ディレイの繰り返しの度合いを設定します。値が大きくなるほどディレイ音の繰り返しが多くなります。 ***Delay [#j04671f9] リバーブ音が出るまでの遅延時間(ディレイ・タイム)を設定します。値を大きくするほど、プリ・ディレイ・タイムが長くなり、音像空間の広さを感じます。 **コーラス設定 [#oac7e7ce] ***LowPass [#q0bf51bb] コーラスへ入力する音にローパスフィルターをかけて、高い周波数成分を減衰させます。値を大きくするほど高域成分が減衰されるのでコーラス音に丸みが出ます。 ***Level [#a1d0f0ed] コーラス音の大きさを設定します。~ 値を大きくするほど、コーラス音が大きくなります。 ***Feedback [#y47a5767] コーラス音を再びコーラスへ入力する(フィードバック)レベルを設定します。フィードバックすることで、より密度の高いコーラス効果を得ることができます。~ 値を大きくするほど、コーラス効果が大きくなります。 ***Delay [#if74f49a] コーラス効果の遅延時間(ディレイ・タイム)を設定します。~ 価を大きくするほど、コーラス音のピッチ(音の高さ)がずれて聞こえます。 ***Rate [#ebfd7646] コーラス音のうねりの速度(周波数)を設定します。~ 価を大きくするほど、うねりが速くなります。 ***Depth [#k4930567] コーラス音のうねりの深さを設定します。~ 価を大きくするほど、うねりが深くなります。 ***Send [#zc809815] コーラス音をリバーブへ入力するレベルを設定します。~ 価を大きくするほど入力するレベルが大きくなります。