リバーブとコーラスの設定を変えられるウィンドウ。
RやQはリバーブエフェクトやコーラスエフェクトを通った音と元の音の割合を設定するのに対し、演奏会場の設定ではその効果の内容を設定する。
Museデータ中に演奏会場の設定を書き込むには*ROOMコマンドを使用する。
リバーブの種類を設定するパラメータ。
リバーブの種類 | 説明 |
Room1 | 室内での残響を再現したリバーブ。切れのよい広がりのある残響が得られます。 |
Room2 | 室内での残響を再現したリバーブ。切れのよい広がりのある残響が得られます。 |
Room3 | 室内での残響を再現したリバーブ。切れのよい広がりのある残響が得られます。 |
Hall1 | ホールでの残響を再現したリバーブ。Roomより奥行き感のある響きが得られます。 |
Hall2 | ホールでの残響を再現したリバーブ。Roomより奥行き感のある響きが得られます。 |
Plate | プレート・エコー(金属板の振動を利用したリバーブ)を再現しています。 |
Delay | 一般的なディレイです。山彦効果が得られます。 |
Panning Delay | ディレイ音が左右に飛び交う特殊なディレイです。ステレオ接続時に効果的です。 |
リバーブへの入力する音にローパス・フィルターをかけて、高い周波数成分を減衰させます。値を大きくするほど高域成分が減衰されるのでリバーブ音に丸みが出ます。
リバーブ音の大きさを設定します。値を大きくするほど、リバーブ音が大きくなります。この値を大きくするとリバーブ・センド・レベルが同じであってもリバーブの量を増やすことができます。
残響が続く時間を設定します。値を大きくするほど残響時間が長くなります。
Typeが6か7の時に使用できるパラメータです。ディレイの繰り返しの度合いを設定します。値が大きくなるほどディレイ音の繰り返しが多くなります。
リバーブ音が出るまでの遅延時間(ディレイ・タイム)を設定します。値を大きくするほど、プリ・ディレイ・タイムが長くなり、音像空間の広さを感じます。
コーラスへ入力する音にローパスフィルターをかけて、高い周波数成分を減衰させます。値を大きくするほど高域成分が減衰されるのでコーラス音に丸みが出ます。
コーラス音の大きさを設定します。
値を大きくするほど、コーラス音が大きくなります。
コーラス音を再びコーラスへ入力する(フィードバック)レベルを設定します。フィードバックすることで、より密度の高いコーラス効果を得ることができます。
値を大きくするほど、コーラス効果が大きくなります。
コーラス効果の遅延時間(ディレイ・タイム)を設定します。
価を大きくするほど、コーラス音のピッチ(音の高さ)がずれて聞こえます。
コーラス音のうねりの速度(周波数)を設定します。
価を大きくするほど、うねりが速くなります。
コーラス音のうねりの深さを設定します。
価を大きくするほど、うねりが深くなります。
コーラス音をリバーブへ入力するレベルを設定します。
価を大きくするほど入力するレベルが大きくなります。