MIDIでいうところのエクスクルーシブメッセージの前半を記述するためのコマンド。
DATAコマンドですべてを記述することも可能であるが、エクスクルーシブメッセージの前半は多くの場合共通になっているので、POOLコマンドを使うことにより DATAコマンドの記述量を減らすことが出来る。
よってその性質上、POOLコマンドは DATAコマンドとの併用で使われることになる。
GSデータの場合は次のように記述すると*DATAではアドレス以降の記述ですむ。
*POOL "41,10,42,12" ← POOLコマンドで前半部を定義 *DATA "(40,00,7F,00,41)" ← DATAコマンドで後半部を記述 ;GSの場合はチェックサムが必要なため、DATAコマンドの内容をカッコで括る必要あり
XGデータの場合
*POOL "43,10,4C" ← POOLコマンドで前半部を定義 *DATA "00,00,7E,00" ← DATAコマンドで後半部を記述