#author("2020-11-29T05:37:36+00:00","","") [[Museテクニック]] #author("2020-11-29T07:31:54+00:00","","") *定義マクロ・展開マクロ [#l77a82be] : 定義マクロ | 作成したマクロに名前をつけて保管 $name{内容} : 展開マクロ | 名前をつけた定義マクロ内容を再現演奏する ${name} ※ { } の後ろに数字を添えると回数繰り返す。 0 を添えると演奏しない。 *通常のマクロの動き [#x61ffd7f] 展開マクロは「繰り返し回数のみ」の指定になる。 $dms{d4e8s}0 ;定義マクロ ${dms}1 ${dms}2 ${dms}4 ;展開マクロ #ref(macro_default.png) 同じフレーズの繰り返しが多いドラムパターンなどに向いている。 *音長に対応できるマクロを作る [#u0fdf85d] 通常であれば、展開マクロは繰り返し回数のみしか指定ができない。~ しかし、定義マクロ内容を ( ) 連符で囲うことによって、''音長で自在に伸縮するマクロ''が作れる。~ +定義マクロの内容を 連符 ( ) で囲う +展開マクロを 和音 [ ] で囲う 展開マクロを [ ] 和音で囲うことにより、マクロに音長指定が出来るようになるだけでなく'' , 『再現表記』でのマクロ展開も可能''になる。~ $dms{(d4e8s)}0 ;定義マクロの中身を ( ) 連譜 で囲う [ ${dms} ]1 ,2, ,4,,, ;展開マクロを [ ] 和音 で囲う。再現表記で音長を指定できる。 #ref(macro_apply.png) **音長対応マクロの応用 [#d4602dc0] 音長対応のマクロには、音量やピッチベンドなどよく使うコントロールのパターンを定義しておくと便利。~ 休符で定義すれば、音程・音長に依存せずどこの箇所でも使える。 ※定義マクロの内容が休符のみであるため、フィンガーは「コントロール用」と「演奏用」との2つに分かれる。~ ;定義マクロ $V { ( @V127 _4 @V20:2 _2.) }0 ;音量 % #A0 ;コントロール用フィンガー @P57 _1 [ ${V} ]1 ,1 ,2, ,4,,, #A1 ;演奏用フィンガー _1 d1 r m f また展開マクロは「和音」内に収められるので、''複数のコントロール設定マクロを同時に使うことも可能''になる。 ;定義マクロ $V { ( @V127 _4 @V20:2 _2.) }0 ;音量 $U { ( @U0 _4 @U-20:2 _2.) }0 ;ピッチベンド % #A0 ;コントロール用フィンガー @P57 _1 [ ${V} ${U} ]1 ,1 ,2, ,4,,, #A1 ;演奏用フィンガー _1 d1 r m f #ref(macro_apply2.png) #ref(macro_apply3.png)