音源

http://musewiki.dip.jp/pho/DSC_1107_2.jpg

概要

基本的な構造としてはSD-80にUSBオーディオインターフェース機能を搭載させたもの。
SCシリーズには無かった光デジタル、同軸デジタル入出力端子が搭載され、高音質で録音再生が可能となった。

GSモードやXGliteモードも搭載されているが、あくまでおまけ程度で、本体でパラメータをエディット出来ない。
ネイティブモードやGM2モードについては本体でエディット出来るほか、付属のCDや公式サイトからダウンロードできるエディタをインストールする事でPCから直接音色をエディットできる。
なお、SD-80エディタではネイティブモード、SD-90エディタではGM2モードとオーディオ部分をコントロールできる。
(SD-80エディタはエディットした音色が本体に保存出来ないなど一部制限がある。これはSD-90にはユーザー音色を保存できるバンクが無い為である。)

音色

それぞれ音色が異なる4つのGM2対応セット(Classic,Contemporaly,Solo,Enhanced)と独自の音色配置のスペシャル1,2というネイティブモード専用のセットがある。
※GM2モードではEnhancedセットは3音色まで選択可能。ネイティブモードではそれ以上選択できるが、デフォルトではパート1〜3にしかMFXがかからない。(エクスクルーシブでパート選択可能)
ネイティブモードのパート4以降とGM2モードはコンテンポラリセットがリセット後の標準セットになっているため、音色セットの指定が無いとコンテンポラリセットになってしまう。(ネイティブモードのパート1はスペシャル1、パート2はスペシャル2、パート3はエンハンストセット)
※指定はバンクセレクト(ネイティブモード)またはエクスクルーシブ(GM2モード)で行う。

インサーションエフェクト(MFX:マルチエフェクト)について

マルチエフェクトを使用してみる(SD-90/80)を参照

ファームウェア

最新バージョンはv1.03(公式サポートページ参照)で、ティンパニのピッチとプレビュー仕様が変わっている。

バージョンの確認は[MIC/GUITAR]、[TRACK DOWN]、[SYSTEM]を押しながら本体の電源をONにすると表示される。
※更新はVista以降を想定してないのが気がかりだが…(中古購入時v1.0でXPで更新したため未確認)

本体には「The Happening」という曲が付属している。
※ただし、再生すると毎度ネイティブに切り替わるので注意。

CD-ROMにはサンプル曲が18曲同梱されている。
※ネイティブまたはGM2モード専用であるが、一部プレーヤではGSと判定される。
 中でも18番目の「Fortune 2001」は32パート設定が必須となる。

対応OS

※アップグレードした際は、7,8用ドライバをアンインストール。消してから移行もありか

主な仕様

オーディオ部

USBオーディオ録音再生チャンネル数

信号処理

サンプリング周波数

オーディオエフェクト

1系統(9種類)

音源部

パート数

32

最大同時発音数

128

内蔵音色

音源エフェクト

音源規格

GM,GM2,GS,XGlite,SD-90ネイティブモード

そのほか

ディスプレイ

グラフィックディスプレイ(128*64ドット)

接続端子

電源

AC100V (50/60Hz)

消費電力

11W

最大外形寸法

218*289.5*90

質量

2.1kg

参考価格

3万円前後(生産終了)

製品情報

ローランド公式サイト
https://www.roland.com/jp/support/archives/archive_downloads_n-s/

主な所有者


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