ノートオン……音の鳴り始め
ノートオフ……音の鳴り終わり
ですので、ドレミの和音とファソラの和音 を例にとって図式化すると、
※ 「←」……鳴り始め 「→」……鳴り終わり 「―」……鳴っている
1拍 2 3 4 1 2 3 4 1 〜┬――┬――┬――┬――┬――┬――┬――┬――┬―〜 ←―――― d ――――→ ←―――― r ――――→ ←―――― m ――――→ ←―――― f ――――→ ←―――― s ――――→ ←―――― l ――――→ 〜┴――┴――┴――┴――┴――┴――┴――┴――┴―〜
↑ このように、音が変わる時、一度に6つもの命令をこなさなければいけないので、
その命令がこなせずに、音が急に消えたり、音が鳴らなかったりする事があります。
しかし、スタッカートを使うと……
1拍 2 3 4 1 2 3 4 1 〜┬――┬――┬――┬――┬――┬――┬――┬――┬―〜 ←――――d――――→□ ←――――r――――→□ ←――――m――――→□ ←――――f――――→□ ←――――s――――→□ ←――――l――――→□ 〜┴――┴――┴――┴――┴――┴――┴――┴――┴―〜
↑ 音源の処理に余裕が持てますし、
さらに一度にこなさなければいけない命令が3つですむので、音が消えたり鳴らなかったりする事が少なくなります。