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[[Museテクニック]]
*ギターのストロークをリアルっぽく演奏する [#k15e11ec]
;ご存じのとおり、ギターは和音(コード)を演奏することができる楽器です。~
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;Museの文法に従って和音を演奏させる場合、単純なやり方としては、~
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#A1 o4{[dms]8}16_1~
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;というようなものになると思います。~
;ギターを擬音表現すると「ジャッジャッ」「ジャーン」「ジャガジャガ」(芋じゃないッス)というような感じですが、最後の「ジャガジャガ」がストローク。~
;最初の例だと、ただ音が鳴っているだけで「弾いている」感じは全くありません…。~
;そこで、遅延効果を適用して「ピックが弦を移動する」という状態を演出してみます。~
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#A1 o4{[dms]8:i40}16_1~
;~
;発音のズレによって雰囲気が変わりましたが、コレは低音弦から高音弦の順に弾く「ダウンストローク」。ただ、発音がズレただけでブツブツとぎこちなく聞こえます。~
;ギターのストロークでは常に音が鳴っている状態が継続されますので、次に止音をズラしてみます。~
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#A1 o4{[q0dq^i30mq^i60s]8:i30}16_1~
;~
;一応これで「弾いている」感じが出せます。~
;ストロークにはもう一つ「アップストローク」があり、逆に高音弦から低音弦の順に弾くものですが、大抵は「ダウンストローク」⇒「アップストローク」を繰り返すため…~
;ストロークにはもう一つ「アップストローク」があり、逆に高音弦から低音弦の順に弾くものですが、大抵は「ダウンストローク」⇒「アップストローク」を繰り返します。~
;そこで、Muse文法に従って逆アルペジオの設定を適用すると、下のような感じになります。~
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#A1 o4{[q0dq^i30mq^i60s]8:i30,:-}8_1~
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;と、Muse文法に従って逆アルペジオの設定を適用してしまうと「同一音での重なり」が生じ、音源やSoundFontによっては禁じられているものもあり発音できなくなる場合があります。~
;ここで、「ダウン」⇒「アップ」を繰り返す場合、~
;ですが、これでは「同一音での重なり」が生じ、音源やSoundFontによっては禁じられているものもあり発音できなくなる場合があります。~
;かといって、止音の指定がないと、先の例のようにブツブツになってしまい雰囲気が出せません…。~
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;ここで、実は「ダウン」⇒「アップ」を繰り返す場合、~
;・「ダウン」の最初の音は「アップ」で最後に発音する(「アップ」の最初の音も「ダウン」で最後に発音する)~
;・「ダウン」の最後の音は「アップ」で最初に発音する(「アップ」の最後の音も「ダウン」で最初に発音する)~
;という関係になることから、次のような指定をします。~
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#A1 o4{[q^60dq^i30mq0s]8:i30[q^60sq^i30mq0d]}8_1~
#A1 o4{[q^i60dq^i30mq0s]8:i30[q^i60sq^i30mq0d]:}8_1~
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;こうすることで、より「弾いている」感じが出ると思います。