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[[Q&Aコーナー]]
*質問 [#z0839fea]
おはようございます。
ちょっとした(?)疑問がでてきたので、
書き込みしてみました。
Museの文法に小文字の「u」ってありましたっけ?
大文字はピッチですよね!
もし「u」が現在対応(?)していなかったら、
フィンガー属性のピッチ指定ができるようには
ならないでしょうか・・・?
もしかしたら不可能なコトなのかも知れませんが(汗)
・・・ぁ、これはもしかして、
Museの欲しい機能になりますかね・・・(笑)
*回答 [#cb013a34]
[4418] Re[1]: u・・・?
投稿者:通りすがり 投稿日:2006/08/14(Mon) 19:20:38 [ 返信 ]
音名 drmfslcabegh_
フィンガー属性 pqvoi
使われていない小文字アルファベット
j k n r t u w x y z
です。
なので、u はないですね。良かったですね^^
[4419] Re[1]: u・・・?
投稿者:くさば 投稿日:2006/08/14(Mon) 20:14:03 [ 返信 ]
> もし「u」が現在対応(?)していなかったら、
> フィンガー属性のピッチ指定ができるようには
> ならないでしょうか・・・?
MIDI音源の仕様としてフィンガー単位でのピッチ操作は無理です。
ピッチベンドほどの自由度はありませんが、場合によっては
ポルタメントでピッチの連続的変化を起こすことができます。
例1)
@P41
#A1 d4
#A2 @X5=80_4~16X84=60 m4
例2)
@P41
X5=50 X84=60
m1
X5はポルタメントコントロールを使用したときのピッチ変化の速さを調節します。
X84はポルタメントコントロールでソースノートナンバーを指定します。
ポルタメントコントロール直後に受信したノートオンはソースノートナンバーの
ピッチから連続的にピッチが変化して発音します。
ソースノートナンバーと等しいノートナンバーがすでに発音しているボイスがある場合
このボイスはポルタメントコントロール直後に受信したノートオンで新たな音程に
ピッチ変化して発音が継続されレガート演奏が行われます。
通りすがりさん、くさばさん、返信ありがとうございました
MIDIでは無理なんですか・・・。
やっぱり、と思いましたが、少し残念です(苦笑)
くさばさんの方法でやってみたところ、
変化があまりわからず・・・・。
自分の記述が間違っているのか、
音源によって効果の出具合が違うのか。
わかりませんでした。
もしかして。
このコントロールは、伸ばしている音には
効果が出ないんですか???
なんだか理解力なくてすいません(・□・|||)
[4422] ポルタメント
投稿者:MIZ 投稿日:2006/08/15(Tue) 16:35:39 [ 返信 ]
> くさばさんの方法でやってみたところ、
> 変化があまりわからず・・・・。
> 自分の記述が間違っているのか、
> 音源によって効果の出具合が違うのか。
> わかりませんでした。
くさばさんの例2をちょっと改修……。
=====
@P41
X5 =100 ; ポルタメント・タイム(効果が解り易いように、ちょっとタイム伸ばしてみました^^;)
X84 =60 ;ノートナンバー「60」から変化( 60 はドの音)
m1
=====
これでどうでしょう?
音源が GS Wavetable とかだと効果出ないかもしれないのですが(汗)
また、XG 音源だと X65=127(ポルタメント・オン)を入れてやらないとなぜか効果無いことがあるようで……。
MIDI 仕様では、初期設定でオンのハズなのになんでだー(^^;??
=====
@P41
X5 =100
X84 =60
X65=127 ;ポルタメント・オン
m1
=====
……個人的には U のほうが使いやすいとおもいます(^^;
[4423] 老婆心ながら…
投稿者:taka 投稿日:2006/08/16(Wed) 12:17:07 [ 返信 ]
> 使われていない小文字アルファベット
> j k n r t u w x y z
「x」は使われてますよ。(^^;
[4424] Re[1]: u・・・?
投稿者:taka 投稿日:2006/08/16(Wed) 12:41:23 [ 返信 ]
そもそも、Museにおける「フィンガー属性」というのは、MIDIにはない概念だと思っています。
通常、MIDIではMuseでいうところの「メンバー」を「トラック」と呼びますが、このトラックが
データ記述の「最小単位」になります。このトラックの中でプログラムチェンジや音量、
各種エフェクトのコントロールを行います。
Museのフィンガー属性はメンバー(=トラック)を細分化したものであり、メンバーに対して行われるイベント
(先のプログラムチェンジや音量等のコントロール)は全フィンガーに対して一様に適用されてしまいます。
これはMIDIの「定め」と考えていただければよいかと思います。
ここで、フィンガー属性として定義されているものは、音の一つ一つに対する「時間的な操作」、
つまり発音/止音のタイミングや発音の長さのほか、音の強さ(≠音量)、便宜的な音程指示に閉じていて、
すべては一つの音に対するコントロールでしかありません。
しかし、ピッチベンドなどは音の一つ一つに対してではなく、音色…というかメンバーに対して行う
イベントであるため、フィンガーごとの指定はできません。
シンセサイザーをいじってみるとわかりますが、和音を弾いてピッチベンドさせると、和音全体の音がシフトします。
任意の音だけをシフトさせることはできません。つまり、メンバー全体に対して適用されてしまう
ひとつのエフェクトなわけです。
(注1)小文字rも当初よりイタリア音名にてアサインされている。~
(注2)V5.1から、小文字wがアクセント命令としてアサインされた。