[[初心者向け講座]]

**はじめにお読み下さい [#nbd9b77e]
**この記事について [#ze2bb1c9]
この記事は,Windows XP 向けに解説しています。他の Windows OS によっては操作法が異なるものがありますので,ご了承下さい。

この記事では,''拡張子 *.mus の関連付け''に関わる TIPS を幾つか紹介しています。その他の拡張子にも応用できます。


***記事中の括弧表記 [#cafa56e2]
この記事では,括弧でくくられた文字列がいくつも登場します。それぞれの意味は以下のようになっています。~
-「 」……Windows XP での機能や操作方法の名前
-『 』……入力する文字
-《 》……ボタンやチェックボックスなどの名前,選択するメニューの名前。
-[ ]……キーボードのキー。例えば,[Alt]+[F4] では,Alt キーを押しながら,F4 キーを押す事を指します。
-【 】……タスクバーやタイトルバーに表示される文字

**TIPS No.01(【フォルダオプション】で関連づけ) [#wd5acd95]
*.mus はあまり使われていない拡張子のため,普通のコンピュータでは開けないファイルとなっている。~ [#p486522b]
それを開けるようにするために「関連付け」というものを行って,この拡張子はこのソフトで開いてください,と指示する事ができる。~
普段は,『プログラムから開く』からプログラムを選択する……と言った方法で関連づけをする事が多いが,ここではその方法を使わず,~
''Muse データの関連づけの設定を,自分勝手にアレンジする''という目的のため,別の方法での「関連付け」の設定をする方法を解説しよう。

**TIPS No.02(「ファイルアイコン」を自分のものに変えよう) [#x28fba2b]
Muse データのファイル *.mus は,デフォルトだと見栄えも悪く,使いにくい。~
【フォルダオプション】では,それぞれの拡張子で使われているアイコンを自由に変更できる。~
その方法について解説していこう。

**TIPS No.03(「右クリックメニュー」に項目を増やそう) [#t37fbd2f]
ファイルを右クリックすると開くメニューがある。普段は《開く》やら《プロパティ》やらが並んでいるあのメニューである。~
最初の《開く》や《印刷》などは,それぞれの拡張子で設定が異なる。~
例えば,効果音などの短い音声で使われる *.wav というファイルでは,《再生》や《記録》といった,他の拡張子ではあまり見られない項目がある。~

このように,最初の境界線で区切られる前までの項目は,拡張子で異なり,実は TIPS No.01 や No.02 のように,自分で設定する事ができる。~
《Muse で開く》や《エディタで編集》というように,自分が使いやすい項目を作って,さらに操作性を増やす事も簡単になったのだ。~
それについて今から解説してみる。

**TIPS No.04(*.mus は実は Finale の拡張子) [#q0a84f74]
実は,この *.mus という拡張子は,Muse 以外のソフトウェアでも使われている拡張子だった。~
それが,楽譜作成ソフトで世界的にも有名な,''Finale'' というソフトだ。~

このソフトは実は,インストール中や起動の時,「関連付け」された *.mus のファイルの情報を“書き換えてしまう”という事が分かった。
上の設定は失われてしまう事もあり。ダブルクリックで Muse ではなく,Finale が開く,というよく分からない事をしてくれている。

もし,Finale を使うのであれば,注意が必要である。


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