Windows10にてS-YXG50を使う方法
の履歴(No.13)
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Windows10にてS-YXG50を使う方法
へ行く。
1 (2016-01-31 (日) 23:44:07)
2 (2016-02-01 (月) 03:29:37)
3 (2016-02-01 (月) 13:53:12)
4 (2016-02-01 (月) 14:01:05)
5 (2016-02-02 (火) 23:43:06)
6 (2016-02-02 (火) 23:43:06)
7 (2016-02-07 (日) 06:20:57)
8 (2016-02-07 (日) 14:43:37)
9 (2016-02-13 (土) 01:33:40)
10 (2016-02-13 (土) 01:40:26)
11 (2016-02-14 (日) 14:26:47)
12 (2016-02-14 (日) 14:26:47)
13 (2017-06-18 (日) 09:49:20)
Q&Aコーナー
Windows10にてS-YXG50を使う方法(XPモードも、VirtualPCも、
VirtualBox
?
も一切不要!)
†
参考
MuseでS-YXG50を使う
正しい手順なのかわからないのですが、なんか上手くいってるようなので記しておきます。
(
MuseWiki
の「Windows7にてS-YXG50を使う方法」とは全く路線の異なる手段ですが、WindowsXPの環境を必要としない点でとても有用かなと思います)
現在、ググってみるとWin7(x64)でXG音源を鳴らす手順が公開されていますが、自分もWin10(x64)でその手順を試してる中で「もしかしたら…」と思い、見よう見まねでやってみました。
公開されている手順はいずれもYAMAHAの「
MidRadio
Player」の音源をVST経由で利用するやり方です。
「
MidRadio
Player」にはv6(S-YXG50相当?)とv7(S-YXG20相当?)があるのですが、音質的に勝っているv6を利用する手順を踏みました。
⇒先人の労をたたえ、こちらでは詳細は割愛します。決して難しい手順ではないので「Windows7 XG音源」でググってみてください。(何事も経験を積むことが大切!)
手順では、「
MidRadio
Player」(v6)をインストールして作成されるファイルのうち、「SGP.DLL」「sgpbinp1.tbl」「sgpdatp0.tbl」の3つを流用するのですが、このうちの2つのtblファイルがS-YXG50で使用している「sxgbin41.tbl」「Sxgwave4.tbl」に似ていると思い、もしかしたら流用(置換)できるんじゃないか?と思いまして…
<S-YXG50>
・sxgbin41.tbl(145,014 バイト)
・Sxgwave4.tbl(4,299,476 バイト) ←ファイル名からして音源データと判断
<
MidRadio
Player>
・sgpbinp1.tbl(145,158 バイト) ←ファイル名とサイズが「sxgbin41.tbl」に似てる〜と思った。
・sgpdatp0.tbl(2,092,994 バイト) ←サイズ的に音源データと判断
上記のように並べてみるとわかりますが、必要とされるファイル構成が似てます。
で、「sgpbinp1.tbl」のバイナリダンプを見てみたところ、データの先頭部分で「sgpdatp0.tbl」をリンクさせてると思しき文字列が見え、もしやと思い「sxgbin41.tbl」を見てみると、同じように「Sxgwave4.tbl」をリンクさせてるように見えました。
⇒「コレはいけるかも…」と。
「sgpbinp1.tbl」のバイナリダンプ
(2行目冒頭から"SGPDATP0.TBL"の文字列が見えます)
「sxgbin41.tbl」のバイナリダンプ
(2行目冒頭から"SXGWAVE4.TBL"の文字列が見え、その他の箇所は「sgpbinp1.tbl」とほぼおんなじです!)
ただ、手順では「SGP.DLL」(このファイルがVSTのPluginになります)にパッチをあてる前提でしたので、音源データとの仲介役となる「sgpbinp1.tbl」のファイル名は変えられないと判断、
1.「sgpbinp1.tbl」を削除する。
2.「sxgbin41.tbl」をコピーして「sgpbinp1.tbl」にリネームする。
3.「Sxgwave4.tbl」をコピーする。
という手順を加えて対応したところ、ちゃんとMuseの音源に組み込まれてS-YXG50の音を鳴らせるようになりました。
「
MidRadio
Player」v6はS-YXG50相当の音源だそうですが、いわゆる「2MB版」のようです(サイズ的に)ので、本対応によってS-YXG50の「4MB版」に差し替えることができたと言えます。
ただ、S-YXG50の最大発音数が「128」であるのに対して「
MidRadio
Player」のそれは「32」。この差が解消されているのかどうなのかはわからないです…
あくまでも「
MidRadio
Player」の音源がloopMIDI+SAVIHost経由等で利用できるようになった前提での追加手順です。(上記1.〜3.だけやっても使えませんので念のため)
⇒MIDIYoke+VSTHostの場合も同様にできるはずです。なお、こちらも先人の労をたたえ、詳細な手順は記載せずにおきます。(ググれば見つかります)
参考までに、適用環境のOSはWin10Pro(x64)で、loopMIDIとSAVIHost(こちらはx86)で対応してます。
あと、「
MidRadio
Player」がv6なので、VST向けPlugin化のパッチはSGPVSTi-1.0.0.26.zipを適用してます。
なお、同様の方法でWin7(x86)でもS-YXG50の音を鳴らせることを確認しました。
要は、
「
MidRadio
Player」のv6、loopMIDI/MIDIYoke等の仮想MIDIケーブル、VSTHost/SAVIHost等のVSTホストがインストールできる環境
「SGP.DLL」のVST向けPlugin化パッチデータ(SGPVSTi-1.0.0.26.zip)
S-YXG50の音源ファイル群(1403848.cab)
が揃えば導入はできるようですので、恐らくWin8/8.1でもいけるかと。
(「
MidRadio
Player」のv6は「SGP.DLL」が必要なだけなので、ある手段を使えば実はインストールせずとも「SGP.DLL」を取り出すことができますが…)
ちなみに、SAVIHostの場合は、Pluginとして使用するファイルと同じフォルダに同じ名前で実行ファイルを配置すると自動的にPluginをロードするとのことでしたので、分かり易くするために実行ファイル名を「SYXG50.exe」、Plugin用にパッチした「SGP.DLL」を「SYXG50.DLL」とリネームして同じフォルダに置いています。
⇒「SYXG50.exe」(SAVIHostの実行ファイル)のショートカットをスタートアップに登録するのを忘れないように。
(実行時の大きさは「最小化」となるようプロパティをいじってください)
S-YXG50音源に必要なファイルの一覧(分かり易いよう、個別のフォルダを作成し、「SGP.DLL」とSAVIHostの実行ファイルも前述のとおり変更してます)
(実質、「SGP.DLL」が取り出せればよいので、専用のフォルダを用意して環境を整えたら、元の「
MidRadio
Player」は不要であればアンインストールしてしまっても問題ありません)
loopMIDI
(ポート作成時、New port-nameに好きな名前を指定できますので分かり易い名前で⇒この例では"YAMAHA SYXG50"と指定してます)
SAVIHost(ファイル名を「SYXG50.exe」に変更、一連のファイルと同じフォルダに配置)
(loopMIDIで作成したポートを指定し、「SGP.DLL」改め「SYXG50.DLL」のPluginから「sgpbinp1.tbl(中身は"sxgbin41.tbl")」を経由して「Sxgwave4.tbl」を使用します)
Muse
(loopMIDIで作成したポートが表示されます)
スタートアップ(実行時の大きさは「最小化」で)
試しに「
MidRadio
Player」のv7で同じようなことができないか試そうとしたのですが、パッと見で「*.tbl」の構成が異なるのでムリっぽいです。
あくまでも同じ手順でv7のファイルを利用してSYXG50を呼び出すのが無理なのであって、v7の音色を外部から呼び出すことは可能です
よろしければ試してみてくださいまし。