Museの使い方/初心者向け / Muse記述例と解説一覧
Muse記述例と解説一覧†
コメント記述†
記述例 | 解説 | 名称 |
全角文字、全半角|、スペース、タブ | 基本的に記述に関する半角英数記号文字以外はすべてコメントになり、演奏には影響しない | コメント |
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全域に関わる記述†
記述例 | 解説 | 名称 |
%125 | テンポ BPM 125 | テンポ |
%60 :1 | 全音符ぶんの時間をかけて、テンポを 60まで落とす | テンポ 遅延 |
% | 全メンバーの演奏位置を揃える | タイミング |
%ABCDEZ | A〜E・Z のメンバーの演奏位置を揃える | タイミング |
%~AB | ABメンバーを除いた他メンバーの演奏開始位置を揃える | タイミング |
¥= | C(Am)スケールの調号 | 調性 |
¥++ | シャープ 2つ D(Bm)スケールの調号 | 調性 |
¥--- | フラット 3つ E♭(C♭m)スケールの調号 | 調性 |
メンバー単位の記述†
記述例 | 解説 | 名称 |
@A | メンバーA をコントロール | メンバー宣言 |
@ABC | メンバーABC をコントロール | メンバー宣言 |
@A P1 | メンバー A の楽器「1. グランドピアノ」 | 音色 |
@Z P1 | メンバー Z のドラムセット「1. スタンダード」 | 音色 |
@A P1 /8 | メンバー A の楽器 Bank 8 の「1. グランドピアノ」 | バリエーション |
@A X7=100 | メンバー A の基本音量 100 | コントロール |
@A V127 | メンバー A の音量コントロール ※V127 は X7=vv の中での最大音量となる | 音量 |
@A V0 :1 | 全音符ぶんの時間をかけて、音を消す | 音量 遅延 |
@A S0 | メンバー A の定位 中央 | ステレオ |
@A S-64 | メンバー A の定位 一番左 | ステレオ |
@A S+64 | メンバー A の定位 一番右 | ステレオ |
@A S-64 :1 | 全音符ぶんの時間をかけて、定位を左へ移動させる | ステレオ 遅延 |
@A Y0 | メンバー Aの ペダル オフ | ペダル |
@A Y1 | メンバー A のペダル オン | ペダル |
@A Y1 :16-32 | ペダルを踏み込むタイミングを32音符ぶん早める・離すタイミングを16音符分遅らせる | ペダル |
@A Y .64 | ハーフペダルの踏み込み量 64 | ペダル |
@A W0 | メンバー A の音に揺らぎを与える | 揺らぎ |
@A T0 | メンバー A の移調なし | 移調 |
@A T+1 | メンバー A の曲全体の音程を半音上げる | 移調 |
@A T-12 | メンバー A の曲全体の音程を 1オクターブ下げる | 移調 |
@A U0 | メンバー A のピッチベンド 0 | ピッチベンド |
@A U+10 | メンバー A のピッチを半音上げる | ピッチベンド |
@A U-120 | メンバー A のピッチを 1オクターブ下げる | ピッチベンド |
@A U+120 :4 | ギターのアームのような効果の、なめらかなピッチベンド | ピッチベンド 遅延 |
@A R40 | メンバーA のリバーブ量 40 | 残響 |
@A Q0 | メンバーA のコーラス量 0 | コーラス |
@A W=64.. | メンバーA の W(揺らぎ)の細かさ 64 | 変調特性 |
@A W=.64. | メンバーA の W(揺らぎ)の振り幅 64 | 変調特性 |
@A W=..64 | メンバーA の W(揺らぎ)の効果をかけるまでの時間 64 | 変調特性 |
@A W=64.64.64 | W= パラメータ列挙 | 変調特性 |
@A R=64.. | メンバーA の音色の立ち上がり時間 64 | 出力変位特性 |
@A R=.64. | メンバーA の音色の持続レベルに達するまでの時間 64 | 出力変位特性 |
@A R=..64 | メンバーA の音色の減退時間 64 | 出力変位特性 |
@A R=64.64.64 | R= パラメータ列挙 | 出力変位特性 |
@A Q=64. | メンバーA の音色のローパス・フィルター 64 | 周波数特性 |
@A Q=.64 | メンバーA の音色のレゾナンス 64 | 周波数特性 |
@A Q=64.64 | Q= パラメータ列挙 | 周波数特性 |
@A X5=10 | メンバーA のポルタメントタイム 10 | コントロール |
@A X65=127 | メンバーA のポルタメントをオンにする(0 でオフ) | コントロール |
@A X126=0 | メンバーA で、和音が出ない状態にする | コントロール |
@A X127=0 | メンバーA を、和音が出せる状態にする ※デフォルト | コントロール |
@Z X99=24 X98=38 X6=65 | メンバーZ で、スネア(nn*38)のピッチを 65にする | コントロール |
@Z X99=26 X98=38 X6=100 | メンバーZ で、スネアの音量を 100にする | コントロール |
@Z X99=28 X98=38 X6=64 | メンバーZ で、スネアの定位を 64にする | コントロール |
@Z X99=29 X98=38 X6=100 | メンバーZ で、スネアのリバーブ量を 100にする | コントロール |
@A X128=40.65 | ポリフォニック・キー・プレッシャー .vv でノートナンバー指定 ※Muse独自CC* | コントロール |
@A X128=40 | チャンネル・プレッシャー ※Muse独自CC* | コントロール |
@A X129=+8192 | ピッチベンドの精度を上げる ※Muse独自CC* | コントロール |
フィンガー単位の記述†
記述例 | 解説 | 名称 |
#A0 | メンバー Aのフィンガー 0 | フィンガー宣言 |
#A9 | メンバー Aのフィンガー 9 | フィンガー宣言 |
#Z0 | ドラム専用メンバー Zの フィンガー 0 | フィンガー宣言 |
#A0 o4 d4rmf s1 | ドレミファ ソーーー | 演奏例 |
#Z0 o2 d4rdr | ドッタンドッタン | 演奏例 |
x0 | ドレミファソラシを、drmfslc で表記する | 音名タイプ |
x1 | ドレミファソラシを、cdefgabで表記する | 音名タイプ |
x2 | ドレミファソラシを、cdefgahで表記する | 音名タイプ |
d1 | 全音符のド | 音長 |
d4 | 4分音符のド | 音長 |
o4 | 中央のオクターブ | オクターブ |
<d4 | オクターブを上げる | オクターブ |
d4> | オクターブを下げる | オクターブ |
d4. d4.. | 付点4分音符のド 複付点4分音符のド | 音長 |
_4 | 4分休符 | 休符 |
d+4 d++4 | シャープ ダブルシャープ | 臨時記号 |
d-4 d--4 | フラット ダブルフラット | 臨時記号 |
d=4 | ナチュラル | 臨時記号 |
d4 ^4 | タイ | 加算記号 |
d4 & d4 | 2つの音を連結 | 連結 |
di960 | i960 = 4分音符の長さ 最小分解能単位の記述 | 微分音長 |
di60 | i60 = 64分音符の長さ | 微分音長 |
[dms]4 | 和音 [ ]の中に構成音(単音も可)・[ ]の後ろに音長 | 和音 |
[dms]1 :8 | 遅延を使ったアルペジオ | 遅延 |
(ddd)4 | 1拍 3連符 ( )の後ろの音長を ( )内音符の数で等分 | 連符 |
(d4 d8)4 | シャッフル | 連符 |
d4/ | スタッカート | スタッカート |
d4/. | スタッカート微調整 | スタッカート |
v100 | 音の強さ 100 | 強弱 |
v0 | 音が無いものとして無視される ミュート表現などには 1 以上を指定する | 強弱 |
v-10 | vの強さを 10下げる | 強弱 |
w+20 | vの強さをその一音だけ 20上げる | アクセント |
v10 :1 d4ddd | 遅延を使って音を弱くしていく | 強弱 遅延 |
{d4rdr} { } | 同じ演奏を繰り返す | 無名マクロ |
{d4rdr}2 | 同じ演奏を2回繰り返す | 無名マクロ |
$name{d4rdr} | { }に名前をつけてストック | 定義マクロ |
${name} | $name{ } を再現 | 展開マクロ |
_1 `4 | 全休符の長さを 4回ぶん伸ばす | 乗算記号 |
d1 ~8 | 全音符から 8分音符の分だけ音符の長さを短くする | 減算記号 |
'C'1 | コード | コード |
'Am<'1 'Am>'1 | コードの転回 | コード |
'F#'1 | コードのシャープ #記号 | コード |
'Bb'1 | コードのフラット 小文字b | コード |
'C/G'1 | 分数コード | コード |
'Dsus4(9)'1 | サスフォー、ナインス | コード |
'C'1 :8 | 遅延を使ったアルペジオ | コード 遅延 |
[dms]4 ,2. | 直前の [ ] を同じ構成音で再現 | 再現表記 |
'C'4 ,2. | 直前のコードと同じコードを再現 | 再現表記 |
'C'4 :8 ,2.: | アルペジオを含めて、同じコードを再現 | 再現表記 |
'C'4 :8 ,2.:- | アルペジオの順を逆にして、同じコードを再現 | 再現表記 |
'C'0 ,4 :8 ,2.:- | 音の長さ 0 記述箇所は演奏せず次の再現指定から演奏 | ゼロ音長 |
?1 | ト音記号譜の見た目の音階で、ハ音記号譜演奏 | 音部記号 |
?0 | ト音記号譜 | 音部記号 |
?6 | ト音記号譜の見た目の音階で、ヘ音記号譜演奏 | 音部記号 |
q0 | 発音時間デフォルト | 止音グルーヴ |
q+10 q-10 | 音長の 10%ぶん発音時間を長くする 短くする | 止音グルーヴ |
q ^16 q~16 | 16分音符ぶん発音時間を長くする 短くする | 止音グルーヴ |
p0 | 発音開始位置デフォルト | 出音グルーヴ |
p+10 p-10 | 音長の 10%ぶん発音開始位置を前へずらす 後ろへずらす | 出音グルーヴ |
p^32 p~32 | 32分音符ぶん発音開始位置を前へずらす 後ろへずらす | 出音グルーヴ |
y++/-2 | 調性 \++ と 移調 T-2 を一括指定 | 移調楽器 |
コマンド記述†
- HEAD・TEXT・MARK・STOP・FONT のテキスト系コマンド内の文字列はコメント扱いにはなりません。
- COLR・DRUM・ROOM・LAME・LILY の記述は一箇所のみ。
- コマンド内パラメータは設定量が多くとてもここですべては書けません。各コマンドの詳細は Muse付属のマニュアルを参照してください。
記述例 | 解説 | 名称 |
*HEAD"曲タイトル" | 曲データ再生時に表示される曲のタイトル | HEADコマンド |
*TEXT"歌詞" _1 | 1. テキストエリアに「歌詞」を表示 | TEXTコマンド |
*"追加" _1 | 2. テキストエリアに「歌詞追加」を表示 | TEXTコマンド |
*(0)"ここで" _1 | 3. テキストエリアに「ここで歌詞追加」を表示 | TEXTコマンド |
*(-2)"を" _1 | 4. テキストエリアに「ここで歌詞を追加」 | TEXTコマンド |
*( ,2)"置換" _1 | 5. テキストエリアに「ここで歌詞を置換」 | TEXTコマンド |
*TEXT"" _1 | 歌詞表示を消す | TEXTコマンド |
*MARK"歌詞" _1 | 曲の頭出し・位置のマーク | MARKコマンド |
*STOP"歌詞" _1 | 曲再生を一旦停止 鍵盤クリックで再生 | STOPコマンド |
*STOP"" | 曲再生を完全停止 | STOPコマンド |
*FONT" Meiryo UI ,1 " | テキストエリアに表示する文字列のフォントを設定 | FONTコマンド |
*FING"?0 x1" | フィンガー記述を全てのフィンガーに一括で指定 | FINGコマンド |
*DRUM"Z0" | メンバーZ の同じ打楽器の音が重なるのを禁止する | DRUMコマンド |
*DRUM"Z2" | メンバーZ の同じ打楽器の音が完全に重なる設定にする | DRUMコマンド |
*DRUM"B Z-" | メンバーB をドラム奏者にして、メンバーZ を楽器奏者にする | DRUMコマンド |
*ROOM"R3( )Q2( )" | R(リバーブ)・Q(コーラス)のエフェクト詳細設定を行う | ROOMコマンド |
*DATA"" | Museが独自に送出しているエクスクルーシブ・メッセージを無効にする | DATAコマンド |
*DATA"43,10,4C,02,01,5A,00" | エクスクルーシブ・メッセージ (XG音源用) | DATAコマンド |
*DATA"41,10,42,12(40,01,58,00)" | エクスクルーシブ・メッセージのチェック・サム計算 (GS音源用) | DATAコマンド |
*POOL"43,10,4C" | エクスクルーシブ・メッセージの前半メーカーIDを記憶 | POOLコマンド |
*COLR"A(FF0000) BC(0000FF)" | Aメンバーの鍵盤色を赤に、B・Cメンバーの鍵盤色を青にする | COLRコマンド |
*WAVE"C:¥……" | WAVE、MP3 などの音楽ファイルを再生 ※ファイルへのパスを記述 | WAVEコマンド |
*LILY"0 #A0+#A1 #B1*#B2 #G0 #C1" | 楽譜ソフト LilyPond への出力設定 ※要 LilyPond インストール | LILYコマンド |
*LAME"-V 2 --abr 192" | エンコードソフト LAME による MP3エクスポートのオプション ※要 LAME インストール | LAMEコマンド |