この記事は,YouTube? や「ニコニコ動画」などの動画共有サイトで, 自分の作った Muse 音楽ファイルを配信するための方法をまとめたものです。
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録画に必要なソフトは,フリーでもたくさんありますが,そのソフトの性質上,マシンスペックを要するものが多いです。
フリーウェアでは,「劇場版 ディスプレイキャプチャ あれ」がいいかな,と思います。
普段,筆者は「SnagIt 8 日本語版」を使ってキャプチャしています。
基本的に使い方は,ほとんどのソフトで変わりません。「あれ」は録画後のエンコードに相当時間がかかるので根気よく待つ方がいいと思います。
無圧縮の動画を保存するためには,何GBもの空き容量が必要になります。 それほどの空きがあるドライブでない場合,キャプチャした動画はできるかぎりファイルサイズを限りなく小さくしておきたいものです。
そのためには,コーデックというものが必要になります。 このコーデックとは,動画のファイル容量をできる限り小さくするためのソフトウェアです。 例えば,DVD-Video で焼く場合も,コーデックを使って動画が圧縮されています。 DVD をみる場合もコーデックが必要になります。メーカー製PCならばすでにコーデックがインストールされているものがほとんどです。
後に,キャプチャした動画を加工して出力する時にも必要です(その時に必要なコーデックは後述)。
おすすめコーデック DivX for Windows 6.8(無料版) ffdshow(コーデックの詰め合わせ)
※ 録画の際にはどちらにしても録画したものを一時的に保存するためにそれだけの空き容量が必要になります。 3分で5GB程度の空きがあると良いでしょう。クラシックの場合は……(汗)。
録音した音声を加工する時に必要になるソフトです。音に対して様々な効果を付け加えたり,無音部分を削除したり,音を切り貼りしたりする事ができます。
また,Wave 音声を MP3 音楽ファイルへ変換するソフトなどもあるととても便利です。
MP3 出力用 午後のこ〜だ
不要な部分を切ったり,字幕をつけたりするソフトです。Windows XP SP1 以上には予め「Windows ムービーメーカー2」が付属しています。 それでも十分ですが,できれば,一通りの事ができるソフトがほしいものです。
しかし,それらを導入する場合のほとんどは有料です。今回の方法では,このソフトを使わないような方法をご紹介しますので,特別ご用意する必要はありません。
これからは,「劇場版 ディスプレイキャプチャ あれ」と「SnagIt?」を使ってキャプチャする方法をご紹介します。 「SnagIt?」は学割版で4500円くらいの市販ソフトです。値段相応の性能を持っており,なにより,動作が軽いです。スクリーンショットも撮影できます。 「あれ」は,フリーとは思えないほど高性能ですが,動作が重くなります。特にキャプチャ後の処理が重くなりがちです。(短気な方はかなり大変です)
また,録画をする時は10秒ほどテスト撮影をしてみて下さい。画質のテストなども兼ねています。
最初の準備として,Muse をすぐに録画できる状態にして下さい。
この『設定1』にある「範囲選択」で録画する範囲を選択します。 あるいは,Muse を画面左上に置いて,800x600 の範囲で録画する設定にすると良いでしょう。 800x600 なのは,画面縦横比が4:3となり,後々便利になるからです。
この画面では,細かい設定ができます。 レート:フレームレート。1秒に何コマ撮るかという設定です。基本的に24か30にしておきます。 カーソルの描画:カーソルの動きも録画するかどうかの設定です。基本的に必要ありませんのでオフにしておきましょう。 録音:音を録音するか,という設定ですが,後々楽なので録音しておきましょう。「音質」を押して「16ビット,44100Hz:ステレオ」と設定しておきます。 圧縮:圧縮するかどうかの設定です。あれの場合,一旦一時ファイルに書き出して圧縮します。ない,方が後で楽になれます。
その後,「録画」を押してから,Muse で再生すれば録画されます。 終了する場合は「停止」を押して下さい。
一時ファイルを処理していますので,しばらくお待ち下さい。
一時ファイルの処理が終わると,こんな画面が現れます。ビデオの圧縮はしません。
「あれ」の場合,コーデックの選択がほとんどできません。私にもいくつものコーデックがありますが,ほとんど使えない状態です。 そのため,仕方なく無圧縮で出力するしかありません。
と設定しておくのが良いでしょう。出力後,正しく再生されて,望み通りの画質になっていれば,完了です。