Bug #54
(V6.02)途中再生で演奏を開始すると各種コントロール指定が無効になってしまう
ステータス: | 終了 | 開始日: | 2011/11/18 | |
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優先度: | 通常 | 期日: | 2011/11/26 | |
担当者: | - | 進捗 %: | 100% | |
カテゴリ: | - | 作業時間の記録: | - | |
対象バージョン: | - |
説明
状況(2011.11.26)¶
V6.03にて対処済み。
(原因)
途中再生からの演奏開始指定において、そこまでのコントロール属性をそれ以降の演奏に反映させるため
時系列に内容をバッファリングし、最終的なコントロール属性のみを音源に送信する機構を組み込んでいる。
それらの送信は演奏開始の冒頭で、短時間に一気に実施される訳であるが、
特にプログラムチェンジ(楽器指定)コマンドは、音源側での処理に時間がかかるため、
高い密度でコマンドを送信すると処理渋滞が発生し、その後に続くコマンドの処理に欠落が生じてしまう。
(対処)
プログラムチェンジの送信に関しては、一定のインターバルを与えて送信するように改修した。
(補足)
なお本件とは直接関係は無いが、今回のマナーアップにて、Windows7向けのUI改善も施した。
・ウィンドウ移動におけるディスプレイの四隅フィッティングの調整
・デフォルトのMuseカーソルの形状変更
・デフォルトのテキストエリア背景色の変更
・メインウィンドウのシークバー上下マージンの調整
・ドラムの試聴におけるドラムセット選択ボタンを標準化
概要(2011.11.18)¶
・メンバー属性の一部(特にV指定)が無視されている。(恐らく初期設定のV127になっている)
・V指定について遅延命令が有効にならず、階段状に音量が変化する。
・特定メンバーのS指定が無効になって0になっている。
・特定メンバーのバンクセレクト(/8)が無効になっている。
・途中再生で症状が発生し、最初から演奏すると正常な動作を見せる。
・正常に演奏する場合もある。
・音源としてSC-88proを使った場合のみに再現される。(MSGS、Timidity+では再現されず)
なお、W=、R=、Q=の頻用が原因と思われたため、それらを制御していたフィンガーを
全てコメントアウトすることで症状が抑制するも、やはり時々同じ症状が出た。
そこで該当フィンガーに絞らず、データ内すべてのW=、R=、Q=指定をコメントアウトしたところ、症状は大幅に抑制された。
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