Bug #43
(V5.85)マクロに関するエラー表示が必要以上に出現する
ステータス: | 終了 | 開始日: | 2011/01/21 | |
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優先度: | 通常 | 期日: | 2011/01/26 | |
担当者: | - | 進捗 %: | 100% | |
カテゴリ: | - | 作業時間の記録: | - | |
対象バージョン: | - |
説明
状況(2011.01.26)¶
V5.86にて対処済み。
(原因)
前回の不具合対応時に、マクロ展開処理に先行してドラムコマンドの存在を決定する処置も施したが、
その際、マクロ再帰処理に入る前のエラー制御変数の初期化が漏れていた。
そのため、一番初めに検出したマクロ(エラーがあろうと無かろうと)をエラーの候補として扱ってしまい
実際にどこか別の場所にエラーがある際に、そこもエラー表示してしまうという不具合を起こしていた。
(対処)
エラー制御変数の初期化を確実に実施するよう改善した。
概要(2011.01.21)¶
定義マクロ、$Syn2_0{・・・}を記述せず、X行目にその展開マクロ${Syn2_0}を記述すると、
Museはマクロが未定義であるという文法エラーを検出するはずです。
しかし、このエラーとは直接関係のない以下のエラー表示が出現してしまいます。
(MUSE)文法エラー 対応する定義マクロがありません。 Y行目 → $MC-G1_01
この際、Y行目に関わるマクロには文法的なエラーは存在しません。
そして[OK]を押下して上記のエラー表示を閉じると、この段階ではじめて以下の正当なエラー表示が出ます。
(MUSE)文法エラー 対応する定義マクロがありません。 X行目 → ${Syn2_0}
つまり、X行目にエラーがあると何故かY行目がエラーとして検出されてしまいます。
X行目のエラーを解決すると、Y行目のエラー表示も出なくなります。
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