Bug #27
(V5.37)独音名表記x2と音部記号?を組み合わせると調性が狂う場合がある
ステータス: | 終了 | 開始日: | 2008/06/27 | |
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優先度: | 通常 | 期日: | 2008/07/11 | |
担当者: | - | 進捗 %: | 100% | |
カテゴリ: | - | 作業時間の記録: | - | |
対象バージョン: | - |
説明
状況(2008.07.11)¶
V5.40にてリリース済み。
(原因)今までのプログラムは、調性無視を明に処理しているのは“h”のみであった。 何故なら“b”の方は初めから半音階の音価であるため、 調性記号で指定されるシャープやフラットが掛からない(対象になるはずがない)と 判断したためである。 ところが、音部記号?を使用した場合は、たとえ“b”であっても、 全音部分にシフトする場合がある。 したがって、“b”も調性を無視する処理を加える必要がある。
(対処)以下の処理仕様に改修した。
ドイツ音名の場合、音名“b”は調性を無視する。
また、音名“h”はフラット系の調性を無視する。
(追記)厳密に言うと本件の対処で上位互換が崩れるが、 音部記号と独音名を併用するデータは 極めて少ないと想定され、現実的には問題がないと判断している。 また、本件はあくまでもバグの対処であるため、積極的に互換性を崩す仕様変更ではない。
概要(2008.06.27)¶
アルト記号の場合のドイツ式表記の場合の h b の扱いに関しての質問です。
音部記号に関わらず、第3線に音符がある場合、調性(又は臨時)記号で
フラットが付いている場合 b
フラットがない場合 h
と記述する、と思ってきましたが、その理解であっているでしょうか?
いま入力に挑戦中の曲に♭6つの調が出てきて、ビオラのパートの音が変で、分からなくなってしまいました
以下の例を演奏してみてください
\------;変ト長調の場合 ;ト音記号 #A0 x2 ?0 o3 g4 a b < c d e f g _2 ;b でOK ;ヘ音記号 #A0 x2 ?6 o5 e4 f g a b < c d e _2 ;b でOK ;アルト記号 #A0 x2 ?3 o4 f4 g a b < c d e f _2 ;b ではおかしい #A0 x2 ?3 o4 f4 g a h- < c d e f _2 ;OK→h- と記述しなければならない? ;テノール記号 #A0 ?4 x2 o4 a4 b < c d e f g a _2 ;これは b でOK
アルト記号だけ扱いが違うのか、勘違いかな?
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