Bug #196

(V6.71)楽譜出力において必要以上にスラッシュセパレータが譜刻される

Redmine Admin10年以上前に追加.

ステータス:終了開始日:2014/04/24
優先度:通常期日:2014/04/24
担当者:-進捗 %:

100%

カテゴリ:-作業時間の記録:-
対象バージョン:-

説明

対応状況(2014.04.24)

V6.72にて対応済み。

(原因)
V6.71にて施した楽譜出力機構の内部的改善における、スラッシュセパレータ挿入判断のための五線カウントロジック部分のデグレード。
具体的には、単独五線あるいはグループ数をカウントする際、メンバー情報やフィンガーフォーカスでオミットしたフィンガーをマスクする処理を、
LILYコマンドのグループ化ノード ( [ { においてもコールしてしまっていたため、負値の配列アクセスが起こり不定値によるカウント処理が発生していた。
概ねほとんどのグループでカウントされず、ネスト量の制御値がゼロのままになったため、単独五線の判断が起こらなくなった。

(対処)
フィンガーのマスク処理は、グループ化ノードの処理判定の後に実施するよう改めた。
また、グループ内に譜刻対象の五線が存在しない場合に備え、グループ内の五線数を別変数でカウントし、
グループが完了する時点で従前の五線数をインクリメントする方式とした。

(補足)
V6.71にて小節休符をサポートしたことで、複数のフィンガーが集約された五線上での休符譜刻が従前以上に発生するようになった。
今回、初出フィンガーのみに小節休符を生成するという制御を組み込み、パート譜での小節休符譜刻を維持したまま複数フィンガーの休符衝突を削減させた。

障害報告(2014.04.24)

V6.70までは、単独フィンガーや1つのグループ五線の場合にはスラッシュセパレータの譜刻が抑止されていたが、
V6.71では、ほとんどの場合で譜刻されてしまう模様。


関連するチケット

関連している Release #197: Muse V6.71 終了 2014/04/21

他の形式にエクスポート: Atom PDF